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エイの食害に立ち向かえ!『瀬戸内エイヒレジャーキー』

8月1日に発売された『ドットわんの逸品 瀬戸内エイヒレジャーキー』(※ご好評につき完売しました)。
スルメのような魚介の良い香りと、豊富な栄養が魅力の逸品です。

しかし、エイヒレジャーキーの魅力はそれだけではありません!
実は、瀬戸内海の生態系を守るために特別に開発された商品でもあるんです。

エイヒレジャーキーと瀬戸内の自然がどう繋がるのか。
今回は、『瀬戸内エイヒレジャーキー』の誕生秘話をご紹介します。

瀬戸内のアサリが大ピンチ!

深刻化する「食害」

皆さんは「食害」という言葉をご存じでしょうか?

もともとは、昆虫や小動物が農作物などを食い荒らしてしまうことを指す言葉ですが、近年では、海洋生物による漁獲物への食害が深刻化しており、問題となっています。

エイヒレジャーキーの原料である「ナルトビエイ」も、そんな食害をもたらしてしまう生物の一種です。

アサリの漁獲量が4分の1に!

ナルトビエイによる食害の被害を、最も受けているのが「アサリ」です。

エイはとても硬い歯を持っていて、ヒレと鼻を使って海底のアサリを掘り起こすと、その強い歯で殻ごとバリバリと食べてしまいます。

九州沿岸では、20年以上前から養殖アサリの食害が続いており、2014年の農林水産省の調査では、有明海の年間漁獲量の59%に当たる、約2500トンもの養殖アサリが被害に遭ったとされています。

瀬戸内海でも10年以上前から、養殖アサリの被害が深刻化しています。
特に、広島県のアサリの産地は壊滅的な被害を受けている状況です

瀬戸内海で食害が深刻化している理由
もともと暖かい海に生息し、瀬戸内海では見られなかったナルトビエイ。
しかし、近年の海水温度上昇の影響で生息域が広がり、瀬戸内海での個体数が急増してしまいました。
増えすぎたエイに対し、食害対策がまだまだ追いついておらず、漁業関係者も頭を悩ませています。

瀬戸内海を守るエイヒレジャーキー

未利用魚のエイを活用するために

ナルトビエイは低脂質&高タンパクな食材ですが、扱いが難しく、市場にたくさん出回る魚ではありません。
そのため、食害対策としてエイを捕獲しても、漁師さんの収入にはほとんど繋がりません。

そんな現状を解決すべく、広島県の中央卸売市場を営む広島魚市場㈱さんが立ち上げたのが、「広島未利用魚新商品開発協議会」です。

広島未利用魚新商品開発協議会とは
1. 未利用魚に価値付けし、漁業者の収入向上を試みる
2. 害魚による食害の阻止
を目的に、原料の生産、新商品の開発・流通・販売を行うさまざまな企業が集まって結成された協議会です。

協議会への参画

ドットわんと広島魚市場㈱さんとの出会いは、中四国ビジネスフェアの会場でした。

瀬戸内の黒鯛をはじめ、これまで未利用魚の活用に力を入れてきたドットわん。
広島魚市場㈱さんと、「未利用魚を有効活用することで漁業者の役に立ちたい」という想いを共有し、意気投合。
さっそくナルトビエイを使った商品の開発に着手しました。

完成したエイヒレジャーキーについて、より詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひご覧ください。

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未利用魚であるエイを使った商品がたくさん食べられると、それはそのまま、海洋生態系の保全瀬戸内海地域の漁業を下支えすることに繋がります。

アサリをはじめとする海産物の食害を少しでも食い止めるためには、多くのエイを獲る必要があります。
獲ったエイを、ワンコがおいしく食べることで、食害を減らすことができるのです。

お魚好きなワンコはもちろん、普段は定番商品のササミジャーキーを与えてくださっている飼い主さまも。
ぜひ、おやつに期間限定の『瀬戸内エイヒレジャーキー』(※ご好評につき完売しました)を楽しんでみてください!

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ドットわんスタッフ まち

ワンコ、ニャンコが大好きです♪
でっかいワンコとモフモフのニャンコと暮らすことが夢です。

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