目次
ひと手間の愛情を込める
1.なぜエクストルーダーで作らないのか
エクストルーダー(一般的なペットフード製造機)はすべての原料を一度に投入した後、混合・加熱(調理・殺菌)・成形までヒトの手をかけずに全自動で行う装置。そのため、均質な製品を大量かつ安価につくることが可能です。一方で材料の特性に合わせて熱調理を行うことが出来ないため、食材の栄蓑成分を活かすモノづくりには不向き。天然素材を活かす〈ドットわんごはん〉は、手間とコストがかかっても手仕事と下調理が欠かせません。
2.なぜ食材毎に下調理をするのか
愛犬の消化を助けつつ天然の栄養素を十分に残すため、最適な調理手法と加熱温度を食材によって変えています。人の手による工程は非効率ですが、食材毎に含まれる栄蓑素が安定し仕上がりに大きく影響するからです。
3.なぜ飼い主の「手作りごはん」を再現したいのか
毎日の食事は出来るだけ手作りしたモノを…そんな飼い主の理想をカタチにし、負担を軽減するために〈ドットわんごはん〉があります。ヒトのごはんに興味を持つワンコがいますが、それは「家族なんだから飼い主と同じものを食べたい!」という健気な愛情欲求だと思うのです。効率化も大切ですが、愛犬の食事を担う私たちにとって、「手作りごはん」は譲れない理想品質(=ドットわんクオリティ)です。
4.なぜ粒が不揃いなのか
栄養を損なう工程を可能な限り見直すと、粒成形の際の摩擦熱や食材の圧縮も気になります。そこで、回転プレートの遠心力で自然と丸くなるよう工夫。不揃いな粒こそ自然が作り出す造形美で、愛着がわくものです。
5.なぜ粒状に丸めるのは難しいのか
その日の気温や湿度によって丸まり方が変化するからです。職人が手で触って確認し、霧吹きで水分を足しながら整えます。
6.なぜ保存料不使用で6ヶ月間の長期保存(未開封時)が可能なのか
商品の劣化とは〈酸化〉と〈腐敗〉のこと。いずれも水分(自由水)が影響するため、芯まで丁寧に乾燥することが大切です。酸素と水を遮断し、バリア性の高いパッケージに入れることで、長期保存(未開封時)が可能となります。
7.なぜ「風力乾燥機」を使うのか
表面が乾くと中の水が引き出される現象を利用。熱をかけて強制的に蒸発させる方法と異なり、比較的低い温度で中心部まで乾燥します。食材にストレスをかけない最適な乾燥方法だと考えています。
8.なぜ作業所で一つひとつ袋詰めするのか
品質維持に欠かせないのが「検品」工程です。金属探知機や赤外線センサーなどいろいろな装置を利用していますが、最終的にはヒトによる「目視検品」の万能性には敵いません。以前には粒から出た小さなまつ毛1本を探し出したことも。〈ドットわんごはん〉は製造にかかわる多くの手をリレーする商品。袋詰め前に行う作業所さんの類まれなる集中力が、ドットわんの安心品質を支えています。
ドットわんごはんの「なぜ?」にお答え!【Whyドットわんごはん】
「愛犬の健康にいちばん大切なものは何ですか?」 こんなふうに質問された時、飼い主さまの多くは「食事」だと回答するのではないでしょうか?同じように…
2024-11-29
この記事の投稿者
ドットわんスタッフ あつみ
美味しいモノは食べるのも作るのも好き。最近のブームは燻製。
ワンコも人間も、一緒に美味しい食事を楽しめますように!